宮古島遠征を通して感じたことや学んだことなどを、それぞれが体験記として綴りました。
第5回目も引き続き2年生の体験記です!
(全12回)
《宮古島遠征 体験記 第5回》
①渡邉 真之介(わたなべ しんのすけ)
2年/社会科学部/外野手
今回の宮古島遠征は、非常に充実した素晴らしい時間であった。印象的な出来事を2つ挙げたい。
1つは、「俺を信じてホームまで還ってこい」3塁コーチャーの西村が六大学対抗戦の慶應義塾大学との試合で、サヨナラのホームを踏むことになる私に掛けた言葉である。いつも以上に熱い言葉から、彼の勝利に対する強い想いを感じた。非常に胸が熱くなった。
もう1つは、スタッフが夜遅くまで私たち選手の為に準備を行っていたことだ。宿泊をしていなければ遠征中に改めて感じることではなかったかもしれない。当たり前に試合ができる、旅行の行程をこなす環境を作って頂き、本当に感謝している。
宮古島で行われた試合や過ごした時間はいつもの対外試合の1試合や1時間にすぎなかったかもしれない。しかしその1試合や1時間に強く熱い想いを抱いてる選手、スタッフがいて成り立っていることを改めて実感した。宮古島遠征で得た素晴らしい経験や時間をチーム全員でWASEDAの躍進の糧にしたいと思う。
それでは、皆様良いお年をお過ごしください。
②草島 怜應(くさじま れお)
2年/政治経済学部/内野手
私は宮古島遠征を通して、特に二つのことに気がつきました。
一つ目は、交流の大切さです。多くの他大学の方々と出会い、野球や勉学等の学生生活や、将来像を話すことを通してたくさんの刺激を受けました。そして、早稲田大学だけではなく、他の六大学にも切磋琢磨しあえるライバル・仲間がいることを気付かされました。社会状況を充分考慮した上で、六大学という横のつながり、またOB・OGの皆様方との縦のつながりを深め、六大学準硬式野球全体として高め合っていきたいと思います。
二つ目は、準硬式野球の有難さです。
今回の遠征で、野球はもちろん、野球以外の分野でも秀でている仲間に出会うことができました。彼らに出会うことは六大学準硬式野球に関わるたくさんの方々の支えが無くして成し得なかったことですし、彼らのように成長するための、様々なことにチャレンジできる環境が準硬式野球では整っています。今いる環境に感謝して何事にも全力で取り組み、将来社会に大きく貢献できるような人材になれるよう努めていきたいです。