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2022

【全国高等学校女子硬式野球選抜大会運営 体験記】

関東地区大学準硬式野球連盟(以下関東連盟)に所属している、弊部2年マネージャーの池田 有矢が全国高等学校女子硬式野球選抜大会運営で得た経験を体験記として綴りました。

ぜひご覧ください!


《全国高等学校女子硬式野球選抜大会運営 体験記》


〇池田 有矢(いけだ あや)

2年/スポーツ科学部/マネージャー

関東連盟の一員として、4月3日(日)に東京ドームで行われた全国高等学校女子硬式野球選抜大会の運営に参加いたしました。


私は普段、関東連盟の活動として、大会運営や企業との連携など、様々な取り組みに関わっています。今回は女子高校野球決勝戦の運営に携わることができ、驚きと発見が多く私の中でとても実りのある経験となりました。その中で女子野球を見て感じたこと、そして裏方の仕事に携わり感じたことの2つについて書こうと思います。


まずは1つ目、女子野球を見て感じたことについてです。

私はこのボランティアを経験するまで女子野球の試合を一度も見たことがありませんでした。女子高校野球決勝戦、福井工大と神戸弘陵の試合。両者一歩も譲らず、タイブレークまで縺れ込むとても白熱した試合でした。初めて間近で女子野球の試合を見て、女子野球のレベルの高さを実感しました。

女子野球は、最近、プロ野球球団も力を入れており、女子プロも注目されるようになってきましたが、まだまだ女子が野球を続ける環境が整っていないことも事実です。このような問題について考える時、「Diversity」という言葉を思い出します。Diversityすなわち多様性、関東連盟で重要視している言葉の一つです。スポーツに制限はいらない。性別は関係ない。誰でもスポーツを楽しめるよう、多様性を認める世の中に。関東連盟の一員とし「Diversity」という考えを大切に、少しでも女子選手の活動の幅が広がる取り組みをしていきたいです。


続いて2つ目に、裏方の仕事に携わり感じたことについてです。

今回ボランティア活動として、消毒シートとコロナ対策カードの配布、観客の誘導、ゴミ拾いなどを行いました。

東京ドームという大きな会場。さらにプロ野球のデーゲームが行われた後の試合ということもあり、カードの配布や観客の誘導は大変でした。また、試合後のゴミ拾いも想像以上に苦労しました。普段自分は利用する側のため、深く考えたことはありませんでしたが、ゴミを放置したり、こぼしたものをそのままにしたりなどを、最後に掃除するのは運営側です。その立場になったからこそ、その大変さを実感しました。

そして何より感じたのは、この規模の会場で大会を運営するということの難しさです。私が今回携わった活動はごく一部分に過ぎません。しかし裏では、会場の貸し借りを管理し、チケットの販売状況を確認し、当日安全に進行できるように監視するなど、書き尽くせないほどの運営業務があります。もちろんそれは今大会に限ったことではありません。しかし、実際にボランティアとして一部分に携わってみたことにより、その大変さを実感しました。


今回、女子選手の皆さんが「女子高校野球」という舞台でプレーできることに感謝していたように、私たちも「準硬式野球」という舞台でプレーができることは、当たり前のことではなく、多くの人々に支えられていることを忘れてはいけないと思います。


全国高等学校女子硬式野球連盟の皆様をはじめ、今大会の運営に携わっていただいた皆様に改めて感謝申し上げます。この度はこのような貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

※撮影時のみマスクを外しています。


最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも精一杯努めてまいります。

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