2月12日(日)から2月17日(金)にかけて、浜松において3年ぶりにキャンプが行われました。
宿泊を伴うイベントは、昨年の清瀬杯第54回全日本大学選抜準硬式野球大会ぶりであり、そちらも全部員同じ宿舎での宿泊はなりませんでした。
今回の体験は、全部員が寝食を共にする貴重な機会でありました。
今回は、選手、幹部学生、運営陣のスタッフの3回に分けて体験記を公開いたします。
ぜひご覧ください!
《2023 Spring Camp in HAMAMATSU 体験記》
〇蒲原 実希也(かんばら みきや)
3年/スポーツ科学部/捕手・アナリスト/神戸
3年ぶり、最上級の私たちも初めての春季合宿が静岡県浜松市で行われました。
全学年全部員が寝食を共にする遠征は入部後初めての経験で、学年や立場を超えた結束を深めることができました。2、3年生の10人ほどで日付が変わるまで続いた野球談義は今合宿の一番の思い出です。野球に熱くなれる部員が多いことに感謝するとともに彼らと勝利を追求していきたいと改めて思えました。
また私は今チームよりスタッフ兼任の立場となり、合宿中もスタッフとしての業務がいくつかありました。その中で合宿においての一番の気づきは、弊部のスタッフ陣の優秀さです。合宿を企画する段階から彼ら彼女らの仕事ぶりには感心させられるばかりで、現在の立場になるまでスタッフ陣への感謝の気持ちが足りていなかったと反省しています。
選手のみんなには、今一度考えて欲しいです。私たちが不自由なく練習し試合に臨めている裏には、多くの人の協力や支援があることを。弊部に関わっているすべての人が勝利を願ってくれています。私たち選手は応援してくれる人の気持ちを背負って、熱くシーズンを戦いましょう。
〇中澤 勇之助(なかざわ ゆうのすけ)
2年/商学部/内野手/金光学園
3年ぶりに行われた合宿は、自分自身、そしてチームにとっても非常に有意義なものとなりました。
まず技術的な面で、成長を遂げることができたと思います。普段の人工芝とは違う、土のグラウンドという環境の中で、ボールの跳ね方やイレギュラーへの対応など様々な課題と向き合いながら練習ができました。また長時間にわたり、投内連携やゲームノックなどの連携プレーを行いました。プレー中の細かい動きを、互いに意見を交わし合いながら確認することができ、チームとしての技術も上がったと思います。
この合宿は野球の技術だけでなく、寝食を共にすることで、仲間同士の関係を深めることができました。普段は見ることのできない、仲間の一面やルーティンなどを見る機会があり、チーム全体の信頼関係も深まったと思います。
浜松合宿では、普段の練習では経験できない多くのことを吸収できました。この合宿で得た成果を、個人としてもチームとしても、思う存分発揮していきたいです。
○小松崎 響輝(こまつざき ひびき)
1年/社会科学部/投手/文京
新型コロナウイルス流行により、合宿をしばらく行うことができなかったので、今回はチームとしても個人としても久しぶりの合宿でした。選手一同、心待ちにしていたのではないかと思います。
今回の合宿は、自身の野球生活において、成長の契機になったと感じます。砂浜や砂丘を使った厳しいトレーニングや、練習後の宿舎へのランニングなど、普段の練習では行うことができないトレーニングを行い、自分を追い込む良い機会でもありました。それと同時にこれらのトレーニングを経て、自分の体力不足を実感しました。
また、紅白戦では思うような結果が出ず、悔しさが残りましたが、この体験があったからこそ、今までの野球への取り組みを振り返ることができたと感じています。また、この合宿を通して、先輩方含めチーム全員と交流したことで、お互いを理解し、より深い信頼関係を築くことができました。
この合宿はとても濃い6日間でしたが、これからの取り組み次第で今後にどう活きてくるかが決まってきます。この合宿を決して無駄にしないよう、日々の練習に励んでいきたいと思います。
この合宿を開催するにあたってご協力くださった関係者の方々への感謝の気持ちを忘れず、これから開催される関東選手権大会や春季リーグ戦をチーム一丸となって戦っていきます。