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2022

【KANTO JUNKO ALL STAR 2022 体験記②】

6月24日(金)から6月26日(日)にかけて行われました「KANTO JUNKO ALL STAR 2022」を通じて感じたことや学んだことを参加者6名の部員が体験記として綴りました。

第2回目は、岡田 和也(2年/スポーツ科学部/外野手)、久保嶋 真也(2年/社会科学部/内野手)、池田 有矢(2年/スポーツ科学部/マネージャー)の3名です。

ぜひご覧ください!

(全2回)

《KANTO JUNKO ALL STAR 2022 体験記 第2回》


〇岡田 和也(おかだ かずや)

2年/スポーツ科学部/外野手

 KANTO JUNKO ALL STAR 2022において他大学の選手と交流することで、多くの学びを得る事ができました。

 今回、急造チームということもあり、初めは互いに探り探りで緊張もあり、思うようにプレーできませんでした。しかし、時間を共にするにつれて、互いを知り、各々の役割意識も芽生え、チームとして一体感が生まれてきました。東京六大学選抜チームは、チャンスを確実にモノにする攻撃、要所を締める固い守備力を持つ、完成度の高いチームだったと思います。個人としては技術面、精神面で東京六大学選抜チームとしてのレベルに、まだ劣っていると痛感させられるような内容でした。特に精神面について、頭の中では整理がついているのにもかかわらずそれを体現できない精神面の弱さが露呈したと思います。今回の反省を生かして、強い精神力を裏付けるだけの練習をして、鍛え直したいと思います。

 私が今回の数試合を通じて、特に印象に残っているのは、他大学の選手の「走塁意識」です。リードからベースランニング、スライディングと記録には残りませんが相手に強いプレッシャーを与える走塁には非常に驚きました。この「走塁意識」を自チームに還元していきたいと思います。

 今回、早稲田大学を代表して大会に参加させていただいた目的には自身のスキルアップだけでなく、そこで吸収したことを自チームに還元し、チーム全体のレベルアップを図ることが含まれていると思います。今回の貴重な経験を生かし、今後チームが良い成績を収められるように励んでいきたいと思います。


〇久保嶋 真也(くぼしま しんや)

2年/社会科学部/内野手

 オールスターに出場した選手は各大学から選抜されてきた、高い能力を持つ選手です。また、多岐に渡って才能溢れる優秀な選手が集まっていたため、自身の能力の向上に一つでも繋がるよう打撃や守備などの技術面から、試合に向かう際の精神面まで、様々なことを聞くことができました。さらに、他愛もない会話も行い、仲も深まり良い交流ができました。

 大変だったことは、守備の連携です。オールスターのチームは即席のチームだったこともあり、それぞれの能力を正確に把握できないまま試合に向かったため、自チームで守備をしている感覚では上手く連携が取れず、ミスが起きてしまうことが多々あり、大変でした。その中で声を掛け合い、連携が上手くとれていく過程はとても良い経験になりました。

 一番印象に残ったことはやはり他大学の優秀な選手の野球センスです。場面に応じた打撃ができることはもちろんのこと、徹底して正確なスローイングがなされ、隙あらば次の塁を貪欲に狙っていく野球をされていました。また、特に驚かされたのが明治大学の永井選手と法政大学の鈴木選手の逆方向への打球には脱帽しました。私も、他大学の選手のような光る打撃、守備、走塁ができるよう日々努力したいと考えています。


〇池田 有矢(いけだ あや)

2年/スポーツ科学部/マネージャー

 この度、KANTO JUNKO ALL STAR 2022に関東連盟の学生委員として参加させていただき、運営側の大変さを改めて感じるとともに、多くのことを学ぶことができました。

 今までは関東選手権や全日本予選会など試合の運営等を行ったことはありましたが、遠征の運営をすることは初めてでした。そのため、事前の段取りや、当日の動きなどは想像以上に難しく、自分が今何をすべきかを考え行動する力が問われました。

 その中で一番大変だったことは、選手の誘導です。今大会は関東地区のオールスターが集まるということで、今までに経験したことのない多くの人数を誘導することになりました。皆が行ったことのない球場、ホテルで自分自身も初めての場所で誘導しなければならなかったので、頭の中では分かっていても選手にどう伝えればよいかということがとても難しかったです。その他にも、試合時間によって臨機応変に対応しなければならなかったり、学生委員間でコミュニケーションをとってリアルタイムで広報をしなければならなかったりと多くの困難がありましたが、すべてが新鮮でとても良い経験になりました。

 最後に、東都選抜Aチームと六大学選抜チームの試合を目の前にして、改めて準硬式野球のレベルの高さを実感し、準硬式野球だからこそ選手のみんなが輝いていて運営側としてこのような素晴らしい大会の運営をすることができて心の底から良かったと思いました。選手たちの「本当に楽しかった。また来年も開催してほしい」多く聞くことができたので、今回出た反省をしっかりと次回に活かしてぜひ来年以降も継続できるよう尽力したいです。

 改めまして今大会にご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。


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