12月8日(日)に行われました、令和6年度秋季早稲田大学野球教室での経験を通して、感じたことや学んだことを3名の部員が体験記として綴りました。
第2回は、服部 由偉(スポ2/投手/函館ラ・サール)の体験記です。
ぜひご覧ください!
(全3回)
《令和6年度秋季早稲田大学野球教室 体験記②》
○服部 由偉(スポ2/投手/函館ラ・サール)
先日、秋の野球教室が開催され、東伏見に子供達の元気な声が響き渡りました。毎年春と秋に2回開催されるこのイベントですが、私は今回で2度目の参加となりました。
野球教室が始まり、基本的なキャッチボールやバッティングの指導を行いました。子どもたちは非常に熱心で、質問もたくさんしてくれました。しかし、いざ説明を始めると、自分が思っていることを正確に言葉にすることの難しさを実感しました。「どうすればもっと分かりやすく伝えられるのか」と考えながら、具体的な動作や例を挙げたり、自分がかつて教わった方法を思い出したりと試行錯誤しました。一方で、子どもたちの真剣な眼差しや、「できた!」という笑顔を見たときは、本当に嬉しい気持ちになりました。その瞬間、自分が野球を始めたばかりの頃の記憶が鮮明に蘇ってきました。最初はうまくいかないことばかりで、何度もミスをして落ち込んだり、コーチや仲間に励まされたり。あの頃は、ただ「野球が楽しい」という純粋な気持ちだけで練習を続けていたことを思い出しました。子供達には、この気持ちをずっと忘れずにこれからも練習を頑張って欲しいです。この貴重な体験を忘れずに、これからも野球に対する情熱を持ち続けたいと思います。そして、少しでも多くの人にその楽しさを伝えられるように努力を続けていきたいと心に誓いました。
そして、このイベントを入念に準備し、企画・運営して下さった方々に心から感謝申し上げます。今回の野球教室は、小学生のみならず我々大学生にとっても貴重な経験になりました。これからも、この素晴らしい活動が続き、より多くの子どもたちに野球の楽しさが広がっていくことを心から願っています。本当にありがとうございました。