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2024

【最終戦にかける想い①】

2024年度東京六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦の最終戦を前に、4名の選手が心境を綴りました。

第1回は、副将として、扇の要として、チームを牽引する阿部 剛士(社4/捕手/川和)、好調の打撃でチームに貢献する塩尻 真生(文3/外野手/早稲田実業)の2名によるブログです。

ぜひご覧ください!


(全2回)

《最終戦にかける想い①》


○阿部 剛士(社4/捕手/川和)


この時期らしい澄み渡った青空のもとで行われた早慶戦にて連勝し、また一つ勝ち点を積み上げた早稲田大学は現在勝ち点4でリーグ首位を走っている。現時点でのこの結果は関東選手権や今リーグでの明治大学、法政大学戦での敗戦を無駄にすることなくチームが成長している証拠と言えるだろう。

幹部として昨年の結果を上回り目標の日本一を達成するために様々な取り組みを行ってきたが、それらの結果が表れ始めており率直にホッとしている。ここで気を抜くことなくリーグ戦と全日本大会出場予選会、そして全日本選手権で最高の結果を出すために副将として何ができるか考えて行動する。

これまでブログを担当した同期の瀧澤(人4/早稲田摂陵)、大澤(文構4/星野)がリーグ戦に加えて準硬への想いについても触れていたため、私も例に倣って簡単に準硬に入ったきっかけと今の想いを書き綴る。

私は高校野球への不完全燃焼感と自分自身の伸びしろへの期待から準硬式野球部への入部を決意した。高校時代は試合に出場する度に叱られ、少しでもプレッシャーがかかるととんでもないミスをするやらかしキャラだった。迎えた高校最後の試合、9回2アウトから代打で出場し三振に倒れその試合最後の打者となった。一打席しか出場できなかったこと、その中で甘い球を打ち損じてしまったことに悔しさを感じた。また当時フリーバッティングや肩の強さに手応えを感じていたこともあり、大学でこの伸びしろを開花させ活躍したいと思っていた。猛烈な受験勉強の甲斐あり念願の早稲田大学に合格、「体育会」という得体のしれない組織と「全日本選手権優勝」という成績に怯えながらも準硬式野球部への入部を決めた。

それからの4年間、様々な経験をしてきたが体感としてはあっという間だった。2年前の清瀬杯、昨年の秋季リーグ戦と二度の優勝を経験してきたが、優勝の瞬間に感じた喜びや嬉しさは格別だった。それ以外にも一昨年の清瀬杯の名城大学戦や昨年全日本大会出場予選会の神奈川大学戦など全員の勝利への想いが結集し劇的勝利を収めた試合の興奮も忘れることが出来ない。もう一度チーム全員であの高揚感を味わうため、ここで今一度部員全員の気持ちを一つにして何が何でもリーグ優勝を成し遂げたい。

そして今年こそ、去年を超える熱い夏にしよう。

○塩尻 真生(文3/外野手/早稲田実業)


春季リーグ戦も残すところ1カードのみになりました。ここまでのリーグ戦を振り返ると、楽な試合など1つもなく、常に苦しい試合展開ばかりでした。東京大学・明治大学・法政大学・慶應義塾大学、正直どの試合も初回から最終回までずっとしんどかったです。その中でも法政大学戦はお互いに譲る気がなく、昨秋のリーグ戦と同じく、4試合目までもつれ込む展開となりました。それでもなんとか粘り強く、励ましあってここまで来ることができたと思います。こんなに苦しい試合を耐え、勝ち点を得ることができたのは、全て4年生の力によるものだと下級生一同感じています。かっこいい先輩方の背中を見て育ち、その背中に追いつこうと努力してきました。しかし、まだそのデッカイ背中に追いつくことはできていません。我々下級生にも大事なリーグ戦ではありますが、4年生の春季リーグ戦にかける思いは計り知れないものがあります。何が何でも、今の4年生達とリーグ戦優勝を掴み取りたいです。これまで道を示し、引っ張ってくれた先輩方に恩返しするつもりで、足がもげようとも、優勝まで突っ走っていきます。最後に、このブログを締めるにあたって、私が1番大切にしてる言葉を書いて終わりたいと思います。

「耐雪梅花麗」

雪に耐えて梅花麗しと読み、「梅の花は厳しい冬の寒さを耐え忍ぶからこそ初春にひときわ美しい花を咲かせます、芳しい香りは試練や苦難を耐えて乗り越えれば、そこには大きく見事な成長が待っている。」という意味があります。

冬のきつい練習に耐え、厳しい試合続きの春季リーグ戦を乗り越えて優勝すれば、先に進む事ができ、全日本選手権優勝という目標を必ず達成出来ると直感しています。今年の夏は長い夏にしましょう!そのためにも、OBの方々や保護者の方々、仲間達の応援を力に立教大学から勝ち点を取り、春季リーグ戦完全優勝を成し遂げたいと思います。応援よろしくお願い致します!

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