6月30日(日)に行われました、令和6年度春季早稲田大学野球教室での経験を通して、感じたことや学んだことを部員が体験記として綴りました。
阿部 錬次郎(人4/投手/保谷)、島尻 拓実(スポ4/内野手/昭和薬科大学附属)、山下 浬菜(人2/マネージャー/日本大学)の3名による体験記です。
ぜひご覧ください!
《令和6年度春季早稲田大学野球教室 体験記》
○阿部 錬次郎(人4/投手/保谷)
今回の野球教室も子どもたちの元気がグラウンドいっぱいに広がり、我々大学生も大きく刺激をもらいました。閉会後には小学生から喜びの声を聞くことができてよかったです。
この野球教室に対する思い入れは自分にとって大きなものがあります。それは、10年ほど前に準硬式野球部の野球教室(当時はティーボール大会という名前だったかもしれません)に小学生側として参加した経緯があるからです。活動中は子供たちが笑顔で野球をしている姿が当時の自分と重なり、あの頃の光景が蘇りました。また、振り返ると当時の準硬式野球部のお兄さん方は面白い人達だなぁと思ったものですが、早稲田大学準硬式野球部の一員になってみても弊部には面白い人間ばかりでした。今のチームメイトと出会えたことは人生で最良の出来事であり、この出会いを生むきっかけとなった野球教室というイベントには感謝の気持ちでいっぱいです。私が本イベントに大学生側として参加することは恩返しの一つであり、子供達にとって大切な思い出にすることができたなら幸いです。
活動中は元気な子供たちを相手にすることには大変苦労したものの楽しいものでした。普段から子供たちが楽しんで野球ができる環境づくりをしている指導者の方や保護者の方に対して改めて尊敬の念を抱きました。それと同時に、私自身が現在まで野球を続けることができているのは周りの方々の支えがあってのものであることを実感しました。これからもお世話になった全ての方に対する感謝の気持ちを忘れず、残り僅かとなった学生野球に臨みたいと思います。
末筆ではございますが、本イベント開催にあたってご尽力いただいた関係者の方々に厚く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
○島尻 拓実(スポ4/内野手/昭和薬科大学附属)
私は今回4度目の野球教室に参加させていただきました。4度目ともなると、子どもたちが私の名前を覚えてくれていたので、スムーズにコミュニケーションを取ることができました。活動中、子どもたちが元気に白球を追いかける姿を見て、私もかつて野球が楽しくて仕方なかったあの頃を思い出しました。
今回の野球教室を通じて感じたのは、スポーツを通じて人と人が繋がることの素晴らしさです。子どもたちの笑顔や楽しそうな様子を見て、私自身も多くのエネルギーをもらいました。また、子どもたちにとってもこの教室が楽しい思い出となり、野球をもっと好きになってもらえたら嬉しいです。
今年はいよいよ私の野球人生最後のシーズンです。初心を忘れず、楽しくプレーすることを心がけたいと思います。そして、チームの勝利のために自分のできることに全力で取り組んでいきます。
○山下 浬菜(人2/マネージャー/日本大学)
天候にも恵まれ、無事に令和6年度春季早稲田大学野球教室を開催できたことを本当に嬉しく思います。開催にあたりご尽力いただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。
今回の野球教室では、地域担当として初めて運営の一部を経験しました。徳留さん(徳留大咲/スポ3/副務・トレーナー/鶴丸)とともに西東京市の方との会議に参加したり、当日の準備や誘導をしたりと、初めての経験も多くとても大変でしたが、運営を経験したことで多くの気付きも得られました。
当日は、180人もの小学生の子どもたちに参加してもらうことができました。準備や運営は大変に感じることばかりでしたが、弊部部員と子どもたちが楽しそうに野球に取り組む姿を見て、地域担当としてこの機会に携わることができてよかったと感じました。
準備の段階では考えが及んでいなかった点、当日を終えて改善できると感じた点など、さまざまな反省点が浮き彫りになりましたが、次回開催時にさらにスムーズな準備や当日の進行ができるよう、今回の反省点を活かしてより良い運営の形を模索していきたいと思います。
今後もこうした地域の皆様との繋がりの機会を大切に、応援されるチームであり続けられるよう、チームの中で、地域の中で、スタッフとして貢献できる形を考え、積極的に活動してまいります。