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2025

【甲子園大会 体験記】

11月21日(金)に行われました、第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会の経験を通して、感じたことや学んだことを部員が体験記として綴りました。

東日本選抜チームとして参加した、西畑 桃花(スポ3/トレーナー/駒場)、伏島 聖貴(スポ2/アナリスト/県立前橋)の2名による体験記です。

ぜひご覧ください!


《甲子園大会 体験記》


〇西畑 桃花(スポ3/トレーナー/駒場)


先日、第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会に、東日本選抜チームのトレーナーとして参加させていただきました。

はじめに、今大会開催にあたりご尽力、ご支援いただいた全ての方々に感謝申し上げます。


この甲子園大会に参加させていただくのは昨年に引き続き2回目でした。昨年の体験記でも綴った記憶があるのですが、やはり甲子園という場所は野球人にとって特別なんだと気付かされました。グラウンドに足を踏み入れたときの選手たちの笑顔、試合前にキャプテンが見せた涙、憧れの場所で溌剌とした全力プレー・全力サポートを見せる姿を見て、甲子園が与えるパワーの凄まじさを肌で感じました。高校時代本気で目指した場所に、大学でも再挑戦できる準硬式野球という選択を多くの高校生に知って欲しいと強く感じた大会でもありました。またこの大会に参加すること自体が、準硬の発展に貢献できているのだと感じることができて嬉しく思いました。

今大会を通じてたくさんの方々との交流が生まれ、準硬式への愛着が深まったと同時に、人として大きく成長することができたと感じております。東日本選抜チームの皆さんと共に戦うことができたことは本当に楽しく、一生の思い出になる4日間でした。この出会いを大切にし、関東選手権や全日本選手権、また何かの機会でご縁があればお会いできると嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。


ここから先は、今大会における私自身の話をさせていただきます。

即興の選抜チームにトレーナーとして帯同するのは1年ぶり4度目でした。下級生の頃は皆さんの優しさから、私の実力以上の感謝の言葉を受け取ったり、上手くいかなくてもたくさんフォローしていただきました。当時から気付いてはおりましたが、私はトレーナーとしてまだまだ発展途上で、勉強量も経験も足りていません。それがはっきりと浮き出たのが今大会だったと感じています。正直なところ、トレーナーとして役割を果たせたかというとどこか物足りなかったです。詳細は割愛しますが、もっともっと選手のために、チームのためにトレーナーとしてできることがあったのではないかと感じています。準硬式界においてトレーナーという存在は珍しく、大変貴重な経験をさせていただいている自覚をもちながらも、その立場に甘えていたような気がします。アップを考え仕切るだけで感謝してもらえて、簡単なコンディショニングだけでも感謝してもらえて、存在意義を実感させてもらえる。それだけで満足してしまった自分がいました。最近自チームでは新体制が発足し、普段の練習では上手くいかないことばかりで自信をなくしていただけに「多くの選手からの感謝の言葉」に付け上がっていたのです。大会から日が経ち、少しの後悔を感じています。それほどではないと言ってくださる方もいらっしゃると思いますが、この私の慢心も、今回東日本選抜チームが日本一に届かなかった理由の1つではないかと捉えています。

今回感じたこの悔しさを糧にして、日々後悔することのないよう全身全霊を尽くします。チームを誰よりも応援し、私自身も誰からも応援してもらえるトレーナーになります。一日一日を積み重ね、必ず全日本選手権優勝を成し遂げます。

今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします。

〇伏島 聖貴(スポ2/アナリスト/県立前橋)

※ボールパーソンとして参加


先日、第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会に、ボールパーソンとして参加させていただきました。

はじめに、この度は甲子園大会という貴重な舞台を設けてくださったプロジェクトチームの皆様、並びにご協賛いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。


甲子園大会の4日間で、東日本選抜チームの選手たちと過ごした時間は忘れられない思い出となりました。このような選抜チームに参加するのは初めてで、初対面の方々とうまく馴染めるか不安でしたが、自分がアナリストとして活動していることに興味を持って声をかけてくださる方も多く、様々な方とお話しする機会に恵まれました。そのことに深く感謝しています。今後ともこのご縁を大切にしていきたいので、ぜひこれからもよろしくお願いします。


今大会で、準硬式野球というスポーツの規模と魅力を改めて肌で実感しました。JUNKOブランディング発表会に参加し、今回の大会やブランディングを学生が主体となって運営していることを再認識し、学生主体だからこそ多くの経験を得られるという準硬式野球の価値を改めて感じました。また、この大会があったからこそ、普段なら出会うことのない多様なバックグラウンドを持つ方々とつながることができました。北は北海道から南は鹿児島まで全国の学生が参加しており、医学部に在籍する選手やNPB入りを目指す選手など、さまざまな立場の人々と準硬式野球を通じて交流することができました。


私は高校では軟式野球を選択し、甲子園を目指すことのないまま選手生活を終えました。しかし、野球を続けてきた者として甲子園はやはり特別な憧れの場所です。試合当日、阪神甲子園球場のグラウンドに足を踏み入れた瞬間、これまでにない空気を感じ、夢に見ていた球場に自分が立っているという事実に圧倒されました。甲子園でプレーすることはできませんでしたが、あの舞台に立てたこと自体が大きな経験となり、準硬式野球部に所属して本当に良かったと感じています。準硬式野球の発展に何かしら貢献し、恩返しをしたいと強く思いました。また、この大会がこれからも続くことを心から願っています。


最後に、今大会では日本一になることはできませんでしたが、東日本選抜は非常に雰囲気の良いチームであったと感じています。主将・学生委員長を中心とするリーダーシップによって形作られていた組織づくりは特に印象的で、その学びを自チームに持ち帰り、今後の活動に活かしたいと思いました。また、東西対抗日本一決定戦や9ブロック大会の決勝戦の試合を間近で見ることで、このようなハイレベルな選手たちに勝たなければ日本一には届かないことを改めて痛感し、アナリスト・副務として一層成長しなければならないと強く感じました。今回日本一になることはできませんでしたが、早稲田で日本一を達成し、必ずリベンジを果たしたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

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