宮古島遠征を通して感じたことや学んだことなどを、それぞれが体験記として綴りました。
第7回目は3年生マネージャーの体験記です!
(全12回)
《宮古島遠征 体験記 第7回》
◯諏訪 優佳(すわ ゆうか)
3年/政治経済学部/マネージャー
今回「東京六大学JUNKO EXCEED 75 in宮古島」に参加させていただき、試合運営の難しさと改めてこの時期に試合が出来る喜びを実感しました。
私達、現三年生はコロナ禍でなかなか遠征に行く機会がなく、私にとっても本遠征は始めての経験でした。加えて、最上級生として運営をする立場での参加は非常に緊張するものでした。
私は本遠征で、主に本部での記録とアナウンスを担っていました。そこで感じたのは全てにおいて0から1を自分達で運営する難しさです。
中でも特に六大選抜と宮古高校との合同練習が印象に残っています。合同練習では他大学と共有する道具の準備から本部設営やスタッフシフトの変更、式典準備など全てを初めて三年スタッフ中心に運営しなければいけませんでした。
限られた時間、初めての球場、来賓方、また宮古高校という外部の方が関わる状況下で、空回りしてしまったことも多く、悔しい気持ちが残っています。
今まで整えられた環境で、ぬるま湯に浸かっていたんだと痛感したと同時に本当の意味で"運営する"ということを学べたことは非常に良い経験でした。
しかしそういう局面だからこそ1人のスタッフが出来ることの限界や各大学で密に連携する大切さを学びました。
特に現場で人員配置を変更し、違う試合担当の本部の人も手伝ってくれたり、互いの部の道具を共有したりと横の繋がりを目一杯に活用して、無事に試合を運営出来たことは早稲田のスタッフだけでは成り立たなかったことでした。
他大学の皆さんとの関係をより強固に出来たことが本遠征の一番大きな収穫です。
また記録やアナウンスをしながら、六大学の違うユニフォームを纏っている選手達が楽しそうに試合をしている姿や自チームがタイブレークの末に勝利している姿を見ることができ、運営のつらさも吹っ飛び、本遠征を行えて本当に良かったと心から思いました。
最後になりますが宮古島遠征という貴重な機会を設けていただきまして、誠にありがとうございました。
ご尽力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。
今回の経験を糧にし、東京六大学準硬式野球連盟75周年という節目の年を支えるのに相応しい最上級生マネージャーになれる様に精進して参ります。