宮古島遠征を通して感じたことや学んだことなどを、それぞれが体験記として綴りました。
第11回目は3年生主将の体験記です!
(全12回)
《宮古島遠征 体験記 第11回》
◯新井 健太(あらい けんた)
3年/商学部/主将・内野手・投手
宮古島遠征はチームの成長に繋がる多くの収穫があった4日間でした。その中でも特に印象深かったことを2つ挙げたいと思います。
まず1つ目は、六大学対抗戦での慶應義塾大学との試合です。この試合は11月の新チーム発足後初めての対外試合でした。慣れない球場で、初の対外試合ということもあり、ミスも多く出て課題の残る試合となりました。しかし、そのミスを全員でカバーし合って粘り強く戦い、延長タイブレークの末に、逆転サヨナラで勝利を収めることができました。劣勢でも粘り強く泥臭く戦うことやチーム一丸となって全員野球で戦うことなど、これまでのチームになかった部分を発揮し、新チーム初の対外試合を劇的な勝利という形で良いスタートを切ることができたと感じます。
2つ目は他大学との交流です。新型コロナウイルスの影響でここ2年は大規模な遠征を行うことができず、大学間の交流はリーグ戦などの限られた機会でしかできませんでした。本遠征では六大学選抜チーム、特別授業、野球教室などのイベントや、宮古島で4日間の生活の中で交流の機会が多く、部員たちは他大学の学生と連絡先を交換したり、食事に行ったりと交流を楽しんでいました。
私は1年時に東北遠征に参加し、他大学との交流をした経験から大学間の交流は、準硬という同じ舞台で共に戦い互いに高め合える仲間に出会うことで、個人・チームとしての成長や、リーグ戦など公式戦のモチベーションに繋がると考えています。また、それによって東京六大学全体のレベルを上げることにも役立つと考えています。今回の交流を宮古島だけで終わらせず東京でも続け、さらに広げていくことでより良いチーム・リーグを作っていければと思います。
最後になりますが、本遠征の開催にあたり、ご尽力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。今後もこのような遠征を行うことができるよう今回の経験を糧に日々精進してまいります。