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2025

【令和7年度春季早稲田大学野球教室 体験記】

6月29日(日)に行われました、令和7年度春季早稲田大学野球教室での経験を通して、感じたことや学んだことを体験記として綴りました。

安藤 皐羽(人4/内野手/南山)、谷口 大暉(スポ3/副務・捕手・内野手/早稲田佐賀)、上杉 修一郎(商2/投手/早大本庄)の3名による体験記です。

ぜひご覧ください!


《令和7年度春季早稲田大学野球教室 体験記》


○安藤 皐羽(人4/内野手/南山)


先日開催された野球教室では、未来の野球少年たちの元気な声がグラウンドに響き渡りました。私たちはキャッチボールやバッティングなどの指導にあたりましたが、自分の考えを分かりやすく言葉にする難しさを痛感しました。しかし、子供たちは真剣な眼差しで耳を傾け、一つの助言で驚くほど上達する姿を見せてくれました。「できた!」と輝く笑顔に触れるたび、教えることに大きなやりがいを感じました。

同時に、彼らの純粋に野球を楽しむ姿は、私たち自身の原点を鮮明に思い出させてくれました。ステージが上がるにつれ、勝敗へのプレッシャーの中で忘れかけていた「野球がただ楽しい」という初期衝動です。技術や戦術以前に、この「楽しむ心」こそが、困難を乗り越え成長するための最大の力なのだと、彼らのひたむきな姿から改めて教えられました。

この貴重な経験を胸に、私たちは野球の魅力を次世代に伝える架け橋となります。子供たちに「大学生になったらあんな風になりたい」と夢と希望を与えられる存在を目指し、野球への情熱を新たにして練習に励んでまいります。

○谷口 大暉(スポ3/副務・捕手・内野手/早稲田佐賀)


梅雨明けの快晴の中、西東京市主催の野球教室が開かれました。30℃近い気温の中での開催となりましたが、小学生の元気一杯なプレーを見ていると自然と暑さも忘れるような気持ちでした。

私は昨年の秋にも参加させていただき、2回目の参加でしたが、今回は運営側として初めての野球教室でした。暑さも心配されるなか、何事もなく終われることができたのは西東京市の方々をはじめ、様々な方の支えがあったからだと思います。関係者の方々には感謝申し上げます。

今回の野球教室では、現場から一歩離れ弊部部員と小学生との関わりを見守っていました。

野球が上手くなりたいという純粋な気持ち、野球に対して真摯に向き合う姿勢などを小学生から学ぶことができました。私が野球を始めたとき、大学生のすごいプレーや野球に対する知識に夢中だったことを覚えています。

さらに、子供達に負けないように一緒になって声を出すコーチの方々の姿、我が子の成長を見守る保護者の姿を見て、子供たちに野球が上手になって欲しい気持ち、野球を好きでいて欲しいという気持ちが感じられました。

私がここまで成長できたのはここまで支えてくれた両親や小・中学校の時の監督、コーチ、高校野球部の先生方のおかげだと再認識させられました。

これからも、野球が好きである気持ち、野球に対して真摯に向き合う姿勢を大切にして日々の活動に励んでいきたいと思います。

○上杉 修一郎(商2/投手/早大本庄)


先日、西東京市の小学生の皆さんと一緒に、シートノックやバッティング練習を行いました。グラウンドいっぱいに響く笑い声、無邪気に白球を追う姿に、私たち部員も自然と笑顔になりました。子どもたちの姿を見ていると、野球を始めた頃の気持ちが鮮明によみがえってきます。

初めてユニフォームに袖を通したとき、「なんだこの分厚い生地は」と思ったり、ボールを握って「こんな硬いボールでやるの?痛そうだな」と感じたり、バットを振って「手が痛い…」と不安になったり、最初は正直、そんなものだった気がします。

それでもグラウンドに立ち、夢中でボールを追ううちに、気づけば野球の魅力にのめり込み、もう13年が経ちました。私にとって野球は、心の底から「楽しい」と思えるかけがえのないものです。どんなにプレッシャーのかかる場面でも、楽しむ気持ちさえ忘れなければ、きっと乗り越えられる。小学生の皆さんが夢中で野球をしている姿を見て、あらためてそう感じました。

「野球が楽しい」

その気持ちこそが、すべての原動力になると心の底から思います。

この貴重な機会をつくってくださった西東京市役所の皆様、西東京市軟式野球連盟少年部の皆様、そして全力で楽しんでくれた小学生の皆さんに、心より感謝申し上げます。私たちも、野球を楽しむ気持ちを忘れず、日本一を目指してこれからも挑戦し続けます。

小学生の皆さん、またグラウンドで一緒に野球ができる日を楽しみにしています!

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