11月18日(金)から11月20日(日)にかけて行われました、第
40回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会での経験を
通して、感じたことを学んだことを体験記として綴りまし
た。
弊部より参加した、新井健太(4年/商学部/内野手)による体
験記です。
ぜひご覧ください!
《第40回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会 体験記》
〇新井健太(あらいけんた)
4年/商学部/内野手
これまで準硬の4年間で多くの選抜チームを経験してきました。9ブロック大会ではこれまでのどの選抜チームよりも高いレベルで野球面での学びや成長が多くありました。大会を通じて感じたことを2つ書きたいと思います。
1つ目は関東地区の野球のレベルの高さです。10月に行われた関東選抜の最初の練習で周りの選手とのレベルの差を痛感しました。特に全日に4チーム出場し、今大会関東選抜の半数以上を占めていた東都の選手たちはワンランク上でした。投手の球のスピードとキレ、それに対応する打者のスイング、ノックの一つ一つの動きすべてが早稲田や六大学以上だと感じました。正直、大会本番で試合に出ることができないのではないかと思っていました。そのためさらなるレベルアップ目指し、この日のノックやバッティングで他の選手の動きを見たり、意識していることを聞いたりしてそれ以降の練習に励みました。リーグ戦最終戦が終わり、チームとしての活動が終了した後も3週間自主練習を続け9ブロック大会に臨みました。結果としては4試合中3試合に先発出場し、大活躍はできませんでしたがそこそこの成績は残せたと思います。
チームとしては劣勢の場面もありながら、終わってみれば全試合大勝。どの試合も全く負ける気はせず、試合中に指導者も選手も余裕がある本当に強いチームでした。
2つ目に、キャプテンの在り方についてです。関東選抜のキャプテンは中央大学の幸喜選手でした。彼は中央大学でも昨年の9ブロック大会でもキャプテンを務めていました。私も1年間早稲田でキャプテンを務めましたが、彼には敵わないと思いました。最もすごいと思ったのが他の選手とのコミュニケーション量です。どの選手とも積極的にコミュニケーションを取り、寄せ集めのチームを短期間で一つにまとめました。試合中もグラウンドでもベンチでも話を絶やさず、良いチームを作り上げていました。私のこれまでの取り組みを否定したり、後悔しているわけではありませんが、もっと早く彼と出会っていれば違う形でチームをまとめられたのかもしれないと感じています。
私の大学野球人生はこの大会をもって終了したので、今回学んだことや感じたことは自分自身で活かすことは難しいかもしれません。そのため、後輩たちに還元していければと思うので興味があれば何でも聞いてほしいと思います。
最後に、9ブロック大会は3年前に当時4年生だった吉田龍平さんと久郷太雅さんが出場していたことがきっかけで知りました。その時から関東選抜の縦縞のユニフォームを着るのが目標でした。目標であった大会に今回出場する機会を与えてくださった方、応援してくださった方、共に戦った仲間や9ブロック大会関係者、そしてこの3週間練習に付き合ってくれた同期や後輩に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。